子どもがお腹にいて一緒に過ごすとき、お産のとき、おっぱいで育つとき、全てのときがかけがえのないひとときです。
子どもの成長は目まぐるしく変化していきます。私たちはそのスピードを追いかけるのがやっと。子どもの目力にはすごい力があって、私たち親自身の欲深さや傲慢さが見抜かれているように感じることが常々あります。子どもの目を見てハッとさせられることがたくさんあるのです。
だから常に考えさせられることばかりです。でも、後悔したり下を向いてばかりではいられません、その間も子どもたちはすごい勢いで成長し続けているから、私たちも反省と共に常に前を向いて追いかけているような毎日です。子育てで親も育てられているのですね。とにかく子どもと共に過ごす日々は本当におもしろい。
野菜たちもそうですが、子どもも´愛`が根本の栄養のようです。その愛情の形は人それぞれの形があって、夫婦でも違う部分もあったりします。何が正解で不正解かなんてないと思います。私たちが良かれと思ってしていることが子どもたちにどう影響して成長していくのかなんて分からないのです。だから子どもの力を信じて見守ること、現状を受け入れること。
これは野菜たちが素直に生育できる環境つくりと、生きる力を信じて見守ることと同じように感じます。
私たちが出来ることは、子どもたちがこれから選択して未来を生きていく、その選択ときに必要な感性を育む土台をつくることだと思っています。 辛いことや苦しいことも乗り越えれる力と、幸せと平和を望む力、目先の情報にとらわれずに真実をみる力、土から離れず豊かな感性でものごとをみることを願い、子育てと農業に励んでいます。